日本システム技術は株主優待の導入と創立50周年の記念優待が好感され上場来の高値に迫る

■株主優待は300株以上、記念優待は100株以上の株主に

 日本システム技術<4323>(東証プライム)は11月24日、飛び出すように一段高となって始まり、取引開始後は8%高の2560円(190円高)まで上げ、約4か月ぶりに2500円台を回復、株式分割を考慮した上場来の高値2690円(2023年6月20日)に向けて出直っている。祝日前の22日17時に株主優待制度の導入と創立50周年記念優待の実施を発表し、好感買いが集中した。

 株主優待は、毎年3月31日現在で300株(3単元)以上保有する株主を対象とし、保有株数と継続保有期間に応じてオリジナルカタログギフトから商品を選択する方式とし、たとえば300株以上500株未満で継続保有期間が3年未満の株主には3000円相当の商品を、同じく3年以上保有する株主には5000円相当の商品を贈呈する。

 また、記念優待は、2023年3月26日に創立50周年を迎えたことを記念し、24年3月31日現在で100株(1単元)以上保有する株主を対象としてオリジナルクオカード(1000円分)を贈呈するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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