三菱重工が上場来の高値に迫る、オーストラリアの新型護衛艦導入を巡り最有力銘柄として注目再燃

■三菱重工の護衛艦「もがみ型」をベースに共同開発を想定とされ材料株妙味強まる

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は8月5日、急反発となり、3705.0円(159.0円高)まで上げた後も強い値動きを続け、今年6月30日に付けた実質的な上場来の高値3720円に迫っている。「豪州護衛艦、日本優先で交渉『もがみ』型ベースに共同開発、総額9500億円の大型案件」(産経新聞のニュースサイト8月5日午前1:15)と伝えられたことなどを受け、関連株として注目が再燃した。

 報道によると、オーストラリアは新型艦導入を巡り、豪州政府が海上自衛艦をベースにした共同開発を売り込む日本を優先して交渉する方針を日本側に伝えたことが4日わかかった。日本はドイツと受注を競っていたという。「日本は三菱重工業の海自護衛艦『FFM』(もがみ型)をベースにした共同開発を想定している」と伝えられ、関連株の最有力銘柄として注目が再燃した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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