三菱重工が出直り強める、「防衛宇宙事業」の売上高倍増計画など好感

■22日に事業戦略説明会、防衛事業は7つの重視分野を推進

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は11月24日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高に迫る8690円(395円高)まで上げ、戻り高値に進んでいる。祝日前の22日に事業戦略説明会「防衛事業説明会」で、日本の防衛力整備計画の拡充を受けて「7つの重視分野について、陸・海・空・宇宙の総合力で対応していく」ことなどを発表し、期待が強まっている。

 「7つの重視分野」は、スタンドオフ防衛能力、統合防空ミサイル防衛能力、無人アセット防衛能力、領域横断作戦能力、機動展開能力・国民保護、指揮統制・情報関連機能、持続性・強靭性。現在は年5000億円規模の「防衛宇宙事業」の売上高が2026年度には約1兆円になる見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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