旭化成は鬼怒川決壊でも残った「白い一戸建て」が言われて高い

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 旭化成<3407>(東1・売買単位千株)は前場6%高の959.6円(43.4円高)まで上げ、後場も日経平均が一段安の中で堅調に推移。手掛かり材料の一つとしては、鬼怒川の決壊により大災害となった茨城県・常総市の被災地の映像の中で、流されずに残った「白い一戸建て」が同社の「ヘーベルハウス」だとネット上で伝えられたことがあるようだ。発端は「決壊した鬼怒川の濁流に耐え、人命も救った!あの「白い一戸建て」のメーカーに注目が」(J-CASTニュース 9月11日(金)18時41分配信)と題したニュースのようで、一時、大手検索サイトのニュースのアクセスランキング上位になった。株価は、取引時間中としては9月1日以来の950円台を回復。25日移動平均が958円前後を走るため、終値でこれを上回れば4ケタ(1000円台)回復に向けて弾みがつく可能性が出てきそうだ。

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