日経平均一時500円安、NY株安に加え政権の不安定化を危惧する声も

■パーティー券収入問題に続き首相と旧統一教会に関する報道も注視

 12月5日午前の株式市場では、日経平均が時間とともに下げ幅を広げる展開となり、午前10字40分過ぎに504円59銭安(3万2726円68銭)まで下押す場面があった。NY市場で半導体関連株が下げ、日経平均への影響度の大きい値がさ半導体関連株の下げが目立っている。また、一部には、自民党のパーティー券収入を巡る問題などを受けて政局の不安定化を懸念し、様子見姿勢を強める動きも出ている。

 パーティー券収入を巡る自民党の派閥の金銭問題を巡っては、「安倍派事務総長の聴取検討、特捜部」(産経新聞ニュ-ス12月5日)と伝えられたほか、「米国の旧統一教会元会長も同席か、岸田氏面会時とみられる写真も」(朝日新聞デジタル12月5日)との報道もあり、岸田政権への影響が注視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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