東京エレクトロンは連日最高値を更新、米金利の来年低下期待、NY株の大幅高など好感

■米、2022年3月に始まった一連の利上げ政策は終了の見方

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は12月14日、一段高で始まり、取引開始後は2万5060円(615円高)まで上げ、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を2日続けて更新している。米国の金融政策決定会合FOMC(米国12、13日)で利上げが3会合連続見送られ、「利上げ終了を示唆」(ロイターニュース12月14日朝)などと受け止められ、「グロース株」の代表格として金利低下による相対価値上昇への期待が強まり、買い安心感が広がる形になった。半導体関連株はレーザーテック<6920>(東証プライム)などほぼ全面高となっている。

 13日のNY株は来年の金利低下期待などから全面高となり、ダウは512ドル高と約2年ぶりに最高値を更新。半導体株も軒並み大幅高となり、東京市場にも買い安心感をもたらしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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