三井海洋開発がストップ高、業績予想を増額修正、未定としていた営業、税引前利益も開示

■本年度に受注したFPSOの建造工事が想定以上に順調

 三井海洋開発<6269>(東証プライム)は12月25日、買い気配を上げてストップ高の2223円(400円高、21%高)で寄り付き、再び買い気配となって約3か月ぶりに高値を更新し、2021年以来の2200円台に進んでいる。前取引日の22日、今期・2023年12月期の連結業績予想を発表し、ドル建の売上収益は従来予想を20.0%上回る見込みに、当期純利益は同2倍の見込みに修正、注目集中となっている。

 営業利益と税引前利益は未定としていたが、今回開示した。本年度に受注した浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)の建造工事が想定以上に順調に進捗していることなどを要因とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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