【株式市場】日経平均は84円高となり2日続伸、欧米の休場を控え出来高低調

◆日経平均は3万3254円03銭(84円98銭高)、TOPIXは2337.40ポイント(0.97ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は少な目で9億5278万株

 12月25日(月)後場の東京株式市場は、今夜の米欧市場がXmas休場とあって出来高は低調に推移した中で、前場上げたトヨタ<7203>(東証プライム)は売買交錯に転じ、レーザーテック<6920>(東証プライム)は後場寄り後を上値に一進一退となり、ファナック<6954>(東証プライム)は13時頃から小安くなった。一方、百貨店株が一段強い相場になり、ネット販売のXmasケーキが崩れていた高島屋<8233>(東証プライム)もジリ高。業績予想を増額した藤田観光<9722>(東証プライム)も一段と上げた。日経平均は104円高で始まり次第にダレたが、13時40分頃の52円52銭高(3万3221円57銭)を下値に再び強含んで大引けは2日続伸となった。

 後場はギフティ<4449>(東証プライム)が次第に上げて政治パーティー券に代わるアイテムになるのではといった期待が出ている様子。ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は次世代エンジン開発への期待再燃とされ一段と上げストップ高。ダイハツディーゼル<6023>(東証スタンダード)も次第高。パルマ<3461>(東証グロース)は日本郵便へのサービス提供など材料視されて一段と上げストップ高。

 25日新規上場となったナルネットコミュニケーションズ<5870>(東証グロース)は取引開始後に956円で初値をつけ、高値は前場の969円。後場は売買交錯となり大引けは900円だった(公開価格は1040円)。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で9億5278万株(前引けは5億5271万株)、売買代金は2兆4958億円(同1兆4870億円)。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は632(前引けは768)銘柄、値下がり銘柄数は984(同832)銘柄。

 東証33業種別指数は15業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、精密機器、医薬品、食料品、機械、情報通信、電気機器、小売り、不動産、輸送用機器、建設、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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