日本コンクリートが急伸、通期の予想営業利益を46%引き上げ注目集まる、上期の上振れ分のみ反映

■朝高後伸びないが能登半島地震の復興が始まれば追い風の見方

 日本コンクリート工業<5269>(東証プライム)は1月12日、朝寄りの22%高(79円高の439円)を上値に売買交錯だが、急伸一段高となって2021年5月以来の400円台に進んでいる。11日の15時に業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感された。

 今期・2024年3月期の連結業績予想は、売上高を据え置いたものの、営業利益は従来予想を46.2%上回る19億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同50.0%上回る12億円の見込みとした。原材料価格上昇分に適応した適正価格の浸透、コスト低減の進捗に加え、土木製品事業でPC-壁体大型案件の施工が想定以上に順調に進んだ。下期は概ね期初想定通りと見込み、上期の上振れ分を反映した形とした。このため、下期の動向によっては通期の業績が上振れる期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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