【株式市場】前場の日経平均は373円高、NYダウ連日最高値など好感され主力株に最高値続出、バブル後の高値を連日更新

◆日経平均は3万6920円27銭(373円32銭高)、TOPIXは2561.86ポイント(16.94ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億7654万株

 1月23日(火)前場の東京株式市場は、NY株式市場でのダウとS&P500種の2日連続最高値などが好感され、トヨタ<7203>(東証プライム)や日立<6501>(東証プライム)、ブリヂストン<5108>(東証プライム)、アドバンテ<6857>(東証プライム)が実質的な上場来高値を連日更新するなど、主力株への買いが引き続き旺盛となった。日経平均は取引開始後に300円高となり、午前11時頃まで一進一退だったが、前引けにかけて次第高となり、前引けは373円32銭高(3万6920円27銭)まで上げて高値引け。2日続けて1990年2月以来の高値(バブル相場崩壊後の高値)を更新した。

ラクスル<4384>(東証プライム)が2日続けて大きく出直り、マーケティング情報サービスの拡充や業績上ぶれ期待などでプライム銘柄の値上がり率1位。さくらインターネット<3778>(東証プライム)はAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の日本での大型投資など好感され急回復。インフォマート<2492>(東証プライム)は急反発し直近6日続落で売られ過ぎの見方。イクヨ<7273>(東証スタンダード)は引き続き筆頭株主の要求に思惑強まりストップ高。高見沢サイバネティックス<6424>(東証スタンダード)は新札切替需要など材料視され一段高。日本エコシステム<9249>(東証スタンダード)は株主優待が連日好感され買い気配のままストップ高となり2日連続急伸。セキュアヴェイル<3042>(東証グロース)は製品の採用事例など注目され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は7億7654万株、売買代金は2兆3619億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は913銘柄、値下がり銘柄数は658銘柄。

 東証33業種別指数は25業種が値上がりし、精密機器、輸送用機器、医薬品、機械、その他製品、サービス、空運、食料品、その他金融、金属製品、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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