【株式市場】好業績株や材料株が強く日経平均は小幅続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万525円29銭(2円46銭高)、TOPIXは1653.61ポイント(6.40ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億2035万株

チャート15 31日後場の東京株式市場は、夜にシカゴ購買部協会景気指数などが判明するため積極的な売買は手控えられ、日経平均は14時30分頃まで30円高の2万500円前後で小動きを続けた。ただ、ファナック<6954>(東1)が持ち直すなど主力株に底堅さが見られ、大引けは強含んだ。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、13時に四半期決算を発表した三菱地所<8802>(東1)が一段高となり、同じくMrMax<8203>(東1)は一気にストップ高など、好決算の銘柄に資金が集まる展開。アイティメディア<2148>(東マ)ソフトバンク<9984>(東1)が日本アイ・ビー・エムと共同で新しいビジネスアイデアを展開するためのエコシステムプログラムの構築・提供を目指すパートナー募集などが材料視されて次第高となり、京写<6837>(JQS)は京都大学と「カオスCDMA」と呼ばれる次世代無線通信技術の実用化研究を開始したと伝えられて買い気配のままストップ高を継続。電力株は大引けにかけて軒並み一段高となった。

 東証1部の出来高概算は25億7185万株(前引けは12億2035万株)、売買代金は3兆171億円(同1兆4104億円)。1部上場1889銘柄のうち、値上がり銘柄数は1235(同1107)銘柄、値下がり銘柄数は540(同639)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(同24業種)が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、その他金融、空運、ガラス・土石、陸運、倉庫・運輸などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る