【株式市場】日経平均は534円高、後場一段と上げNY最高値による米景気拡大を期待

◆日経平均は3万8920円26銭(534円53銭高)、TOPIXは2737.54ポイント(6.66ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は22億1709万株

 5月16日(木)後場の東京株式市場は、TDK<6762>(東証プライム)やファナック<6954>(東証プライム)が中盤から前場の高値を超えて一段と上げ、日本郵船<9101>(東証プライム)は値を戻して中盤から堅調転換。伊藤忠<8001>(東証プライム)や三井物<8031>(東証プライム)は大引けにかけて次第高など、米国景気の拡大に期待する動きがみられ、前場上げた任天堂<7974>(東証プライム)は一段と強含んだ。3月決算の発表ラッシュは一巡傾向。日経平均は315円高で始まり、14時前に400円高を超え、大引け間際には前場の高値を超えて一時563円65銭高(3万8949円38銭)まで上げ、大幅続伸となった。

 後場は、スターティアHD<3393>(東証プライム)が一段と上げて一時ストップ高に達し配当性向の大幅拡大など好感。セレス<3696>(東証プライム)も一段高となりビットコイン相場の回復傾向など材料視の見方。GMB<7214>(東証スタンダード)は水準を一段上げて売買され今期の大幅増益予想など好感。ファーストアカウンティング<5588>(東証グロース)も一段と上げ第1四半期決算など好感。ブティックス<9272>(東証グロース)も一段と上げ今期の大幅増益予想など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は22億1709万株(前引けは11億9724万株)、売買代金は5兆658億円(同2兆7136億円)。プライム上場1651銘柄のうち、値上がり銘柄数は607(前引けは527)銘柄、値下がり銘柄数は994(同1079)銘柄。

 東証33業種別指数は16業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位は、サービス、証券商品先物、その他製品、その他金融、電気機器、金属製品、機械、精密機器、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る