マルマエが後場一段高、米エヌビディアの好決算を受け半導体関連の注目強まる

■東京エレクなど先行高のため関連株物色の裾野拡大とともに買い波及

 マルマエ<6264>(東証プライム)は2月22日、続伸基調で始まった後もジリ高傾向を続け、後場寄り後は一段高の8%高の2028円(153円高)まで上げて約1か月ぶりに2000円台を回復している。半導体製造装置やFPD製造装置の基幹精密部品を開発・製造し、米半導体大手エヌビディアが21日に発表した四半期決算を受け、世界的な半導体需要の拡大見通しが予想を上回るとされたことなどで注目が再燃している。

 半導体関連株は東京エレク(東京エレクトロン)<8035>(東証プライム)などが先行して動意を強めており、マルマエには出遅れ感が強いとの見方もある。1四半期決算(2023年9~11月)は各利益とも赤字だったが、通期では黒字を見込んでおり、今後、半導体関連株の物色のすそ野が広がる場合は注目が強まると可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る