【株式市場】前場の日経平均は651円高、一時終値での最高値を34年ぶりに更新、取引時間中の最高値は3万8957円44銭

◆日経平均は3万8913円84銭(651円68銭高)、TOPIXは2656.24ポイント(28.94ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億2940万株

 2月22日(木)前場の東京株式市場は、米エヌビディアの決算発表を受けて東京エレク<8035>(東証プライム)やレーザーテック<6920>(東証プライム)などの半導体関連株が一斉高で始まり、日経平均は245円高で始まった後も次第高となり、午前10時16分に終値での史上最高値3万8915円87銭(1989年12月29日)を更新、34年ぶりに最高値を塗り替えた。日立製<6501>(東証プライム)や三菱重<7011>(東証プライム)などの主力株も高く、日経平均は一時3万8924円88銭(662円72銭高)まで上げ、前引けも上げ幅600円台を保った。

 日経平均の取引時間中の最高値は3万8957円44銭で、やはり1989年12月29日、平成元年の年末最後の取引日・大納会の日だった。

 東京エレクトロンなどは朝高の後ダレ模様となったが、ディスコ<6146>(東証プライム)は高値を更新しTOWA<6315>(東証プライム)やSCREENホールディングス<7735>(東証プライム)はほぼ高値圏で売買交錯。日東紡績<3110>(東証プライム)は高値を更新。メディカル一光グループ<3353>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感されて急伸し一時ストップ高。ミクリード<7687>(東証グロース)は3月末の株式3分割が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は8億2940万株、売買代金は2兆7673億円。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は1037銘柄、値下がり銘柄数は553銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、輸送用機器、電気機器、機械、石油石炭、海運、卸売り、鉱業、精密機器、パルプ紙、化学、鉄鋼、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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