大日本印刷は大きく出直って始まる、発行株数の8%規模の自社株買いと5%規模の消却を好感

■自社株買いは3月11日から9月30日までの予定

 大日本印刷<7912>(東証プライム)は3月11日、大きく出直って始まり、取引開始後は4488円(187円高)まで上げて3月1日以来の4400円台を回復している。前取引日・8日の15時に発行株数の8.3%規模の自社株買い(自己株式の取得)と同5%規模の株式償却を発表し、好感されている。ともに発行株数に対するパーゼンテージが高く大規模で、株式価値の向上効果への期待は強いようだ。

2000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.31%)、500億円を各上限として、2024年3月11日から同年9月30日までの予定で実施するとした。

 また、24年3月19日付(予定)で普通株式1500万株(償却前の発行済株式総数の5.13%)を消却するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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