ユーザーローカルが後場一段高、AI関連小型株に出直る銘柄が出始め第2四半期の最高益など見直される

■企業独自のChatGPT環境を構築、3000以上に導入

 ユーザーローカル<3984>(東証プライム)は3月12日、前後場とも次第高となって反発幅を広げ、13時30分にかけて11%高の2705円(273円)まで上げて2日前につけた高値2869円に向けて出直っている。企業独自のChatGPT環境を構築する『UserLocal ChatAI』の提供などを行い、米半導体株高を追い風に小田急電鉄<9007>(東証プライム)の導入(2月27日発表)、学校法人武蔵野大学の導入(3月1日発表)などを受けて急騰してきたが、12日は半導体・AI関連の小型株に反発する銘柄が出始め、同社株にも期待材料などを評価し直す動きが再燃したとみられている。

 同社製品は、「国内大手を中心に3000以上の企業様に導入いただいている実績があり」(ホームページより)、2024年6月期・第2四半期決算は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進ニーズが依然として高く、主要サービスが好調に推移したことにより、売上高・各段階利益ともに2Qとして過去最高を更新した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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