イボキン、国内初となる風力発電機ブレードの100%リサイクル実現

■環境問題解決の取り組み

 解体工事・産業廃棄物処理・金属リサイクル事業を行うイボキン<5699>(東証スタンダード)は3月13日、風力発電関連事業を行うアチハ株式会社と風力発電機ブレードの100%リサイクルを国内で初めて成功させたと発表。この取り組みにより、廃棄されることが多かった風力発電機ブレードが、セメントの原料として再利用される道が開かれた。これは、風力発電市場の拡大とともに増える廃棄物問題への有効な解決策となる。

 従来、風力発電機ブレードは適切な処理方法がなく、ほとんどが埋め立て処分されていたが、今回のリサイクル実証工事により、風力発電が終了した後のブレードを有効活用することが可能となり、環境負荷の低減に大きく貢献することが期待される。

 イボキンとアチハは、SDGsの観点から、風力発電機ブレードのリサイクルを通じて、国内の風力発電設備の普及・拡大に貢献することを目指している。今後も両社の実績と経験を活かし、風力発電業界の持続可能な発展に寄与していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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