ミロク情報サービスのERPシステム『Galileopt DX』『MJSLINK DX』とクラウド人事労務ソフト『SmartHR』がAPI連携開始

■社員情報等を自動で取り込み、給与・人事業務の効率化を支援

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は3月22日、SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト『SmartHR(スマートエイチアール)』と、MJSのERPシステム『Galileopt DX(ガリレオプト ディーエックス) 給与大将・人事大将』『MJSLINK DX(エムジェイエスリンク ディーエックス) 給与大将・人事大将』とのAPI連携を開始したと発表。

 今回のAPI連携により、『SmartHR』に登録された社員情報・家族情報を、『Galileopt DX 給与大将・人事大将』『MJSLINK DX 給与大将・人事大将』にワンクリックで自動連携することができる。

 これにより、従来は個々に対応を要していたマスターデータの二重管理が不要となり、入力・修正ミスの低減と業務効率化を支援する。また、データ連携に際しシステムごとに行っていたCSVファイルの出力・受け入れ作業が不要となり、CSVファイルからの個人情報漏えいリスクを削減できる。

 MJSは、今後も各社製品とのAPI連携を順次拡大し、パートナーシップを強化することにより、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供する。また、ERP製品や各種サービスを通じ企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業の経営の高度化と企業価値向上に貢献していくとしている。

■クラウド人事労務ソフト『SmartHR』について

 『SmartHR』は、労務管理クラウド5年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトである。雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、『SmartHR』に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進し生産性向上を支援する。また、他社システムとの柔軟な連携により個社でのカスタマイズ可能性を高め、勤怠情報や給与情報など様々なデータの一元管理も可能。アプリストアサービス『SmartHR Plus β版』によって、様々な機能を持つアプリケーションとの連携も実現している。『SmartHR』は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献していくとしている。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2022年度版」
 労務管理クラウド市場・出荷金額(2022年度見込)

■ミロク情報サービス(MJS)について

 全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供している。現在、約8400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供している。また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、企業の経営改革、業務改善を支援しており、現在、約10万社の中堅・中小企業ユーザーを有している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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