ネオジャパンが発行株数の5.73%に当る85万株規模で自社株買いを実施へ、流通株式時価総額の向上めざす

■大株主との協議により保有株式を自己株式として取得へ

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は3月13日の夕方、発行済株式総数(自己株式を除く)の5.73%に相当する85万株を上限とする自己株式の買い付け(自社株買い)を発表した。1株1119円(3月13日の終値)で3月14日午前8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)に買付の委託を行い実施する。

 同社では、プライム市場の上場維持基準をめぐり流通株式時価総額の向上をめざしており、その方策のひとつとして、非流通株式の保有株主である同社元取締役の大坪克也氏との協議により、流通株式への移行を促進する方向で協議をすすめてきた。

 具体的な手法について検討を行ってきたところ、同社が同氏に縮減をお願いする株式数(850,000株)を自己株式として取得することが、短期間で市場で売却された場合の需給バランス及び市場価格に与える影響の軽減や資本効率の向上に資するものであると判断した。同氏からは自己株式取得に応じる意向があることを確認している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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