雪印メグミルクが急伸、政策保有株式の縮減で有価証券売却益112億円を計上、増配

■今3月期末配当を従来予想比20円増の80円に

 雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は3月14日、急伸して始まった後も上値を追う相場となり、午前10時にかけては15%高の2497円(318円高)まで上げて2020年以来の高値に進んでいる。13日の夕方、有価証券売却益の計上と業績予想の上方修正、増配を発表発表し、好感買いが集中している。今期・2024年3月期の期末配当を従来予想の1株60円から同80円の予定(前年同期比20円の増配)に引き上げた。

 発表によると、有価証券の売却は、政策保有株式の縮減と資産効率化を図る目的で行い、売却益112億円を計上することとなった。これを受け、今3月期の連結業績予想の親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想比56.6%引き上げ191億円の見込み(前期の2.1倍)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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