ブリヂストンが上場来の高値を更新、円安再燃し業績上乗せなど期待、事業の選択と集中も推進

ブリヂストン 5108

■2月下旬、中国でのトラック・バス用タイヤビジネスから撤退と発表

 ブリヂストン<5108>(東証プライム)は3月22日、続伸基調で始まり、取引開始後は6780円(185円高)まで上げて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。円相場が日米の金融政策を受けて1ドル151円台の円安再燃となっており、一説では155円までフシ目がなくなったと一段の円安を想定する見方も出ている様子。業績上乗せ要因として注目度が強まっている。

 同社は2月下旬に「中国におけるトラック・バス用タイヤビジネスから撤退」と発表しており、グローバル事業の選択と集中を進めている。 前期・2023年12月期の連結営業利益は前期比0.4%減の4806億円だったが、今期・24年12月期は10.3%増の5300億円を見込む。創立100周年となる2031年へ向けて実現したい姿を描いた「2030年長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」を道筋として成長をめざす。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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