25日新規上場のイシンは買い気配のまま上値追う、後場は1890円(公開価格の75%高)で始まる

株式市場 IPO 鐘

■自治体と民間企業をつなぐ「公民共創事業」など展開

 3月25日新規上場となったイシン<143A>(東証グロース)は前場、買い気配のまま初値がつかず、後場も1890円の買い気配(公開価格1080円の75%高)で始まり、上値を追っている。

 自治体と民間企業をつなぐ「公民共創事業」、日系大手企業と国内外のスタートアップをつなぐサービスを通じて、大手企業のオープンイノベーションの支援などを行う「グローバルイノベーション事業」、主に成長ベンチャー企業向けにブランディング及び採用支援などを行う「メディアPR事業」の3つのセグメントで事業を展開している。

 2014年創刊の「自治体通信」は全国約1780か所の自治体に無料で毎号約3万4800部(24年1月発刊号実績)を担当課に直接配送。WEBメディア「自治体通信Online」も運営。、日系大手企業向けに、成長産業に特化した情報ポータルサイト「BLITZ Portal(ブリッツポータル)」や、ベンチャー業界メディア「ベンチャー通信」「ベンチャー通信Online」も運営する。

 2024年3月期の業績予想(連結、会社発表)は、売上高1278百万円(前期比11.3%増)、営業利益168百万円(同76.9%増)、純利益126百万円(同51.3%増)を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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