TBSホールディングスは朝安の後切り返す、政策保有株を見直し有価証券売却益、2007年以来の高値に迫る

■今回は84億円(見込み)、今後も売却を続ける可能性に期待

 TBSホールディングス<9401>(東証プライム)は4月5日、小安く始まった後切り返し、4545円(23円高)をつけた後も堅調に売買されて昨4日につけた2007年以来の高値4549円に迫っている。24年3月期も連続最高益の見込みで業績好調な上、4日17時に特別利益(投資有価証券売却益・見込み)約8400百万円の発生を発表し、好感買いが先行している。

 発表によると、有価証券売却の理由として政策保有株式の見直しを挙げた。このため、今後も、売却益の発生が見込めるとの期待が出ている。今回の売却益(見込み)約84億円は、5月に予定する24年3月期の連結決算発表で開示する25年3月期の連結業績予想に織り込む見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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