
■記念配当は第1四半期末と第3四半期末に実施の予定
伊藤ハム米久HD(伊藤ハム米久ホールディングス)<2296>(東証プライム)は5月2日の正午に3月決算などを発表し、株価は後場寄りから急動意となって13時過ぎに11%高の5000円(495円高)をつけ、一気に2018年以来の5000円台に進んでいる。3月に経営統合10周年の記念配当を発表済みで、このときは未定としていた今期・26年3月期の普通配当の額を明らかにし、年間配当を1株320円の予定(25年3月期は同145円)としたことなどが好感されている。
25年3月期の配当は年145円(中間配70円、期末配75円)の予定とした。続く26年3月期の配当は、経営統合10周年の記念配当を総額約100億円(1株175円)予定し、ほかにDOE(株主資本配当率)3.0%以上かつ累進配当の方針に基づいた普通配当を予定するとしていた。
統合10周年の記念配当は第1四半期末(基準日2025年6月30日)に85円、第3四半期末(同25年12月31日)に90円を予定。さらに、普通配当を第2四半期末に70円、3月期末に75円を実施する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)