クリーク・アンド・リバー社が12日から自己株式の取得を開始、今年2月までの取得に続き再び広義の株主還元を実施

■2月決算は売上高、営業利益、経常利益とも連続で過去最高を達成

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は4月11日の午後、2月決算(2024年2月期)と自己株式の取得(自社株買い)を発表した。

 自己株式の取得は、2023年10月から24年2月に実施した取得に次ぐもので、今回の取得期間は24年4月12日から同年8月31日まで。取得する株式の総数は30万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.3%)、取得価額の総額は5億円(上限)。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。

 24年2月期は、引き続きテレビ局のクリエイター、医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、研究者など、専門的な能力を有するプロフェッショナル人材へのニーズが底堅く、連結決算は売上高が497億99百万円(前期比12.9%増)となり、営業利益は41億3百万円(同3.7%増)、経常利益は41億37百万円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は26億58百万円(前期の91.7%)となり、売上高、営業利益、経常利益とも連続で過去最高を達成した。

 今期・25年2月期の連結業績予想は売上高を10.4%増、営業利益を17.0%増、経常利益を16.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益を16.6%増とし、純利益も増益に転じてすべての利益項目が最高を更新することになる(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る