大塚製薬、エジプトで「オロナミンCドリンク」販売開始!

■中東エリアに続き、アフリカ大陸初進出

 大塚ホールディングス<4578>(東証プライム)グループの大塚製薬は5月8日、エジプト子会社のアラブ大塚ニュートラシューティカルズ(AON)が炭酸栄養ドリンク「オロナミンCドリンク」のエジプトでの販売を開始したと発表。

 エジプトでは近年、健康への意識が高まっており、そのニーズを満たす新たな健康飲料が求められていた。AONは2023年5月に設立され、オロナミンCをエジプトで販売することで、同国の人々の健康と元気をサポートする。

 オロナミンCは、子どもから大人まで誰でも美味しく飲める炭酸栄養ドリンクとして、1965年に日本で発売された。1985年からは中東エリアでも販売されており、家族で飲む健康飲料として親しまれている。

 エジプトでの販売開始にあたって、AONは4月から一部店舗での販売を開始し、5月から通信販売とともにSNSを中心としたコミュニケーションを展開している。オロナミンCはエジプトの国家食品安全庁(NFSA)に「Fortify Drink」として登録されており、栄養機能を強化した飲料カテゴリーに分類されている。

 人口増加と健康志向の高まりが続くエジプト市場で、オロナミンCはどのような評価を得られるのか注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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