コーセーがストップ高、利用者自身のiPS細胞からの抽出成分を配合したパーソナライズ美容商品に期待集中、第1四半期決算も大幅増益

■一人ひとりの感性に合わせて提供、「わたしだけ」の美容商品と発表

 コーセー<4922>(東証プライム)は5月9日、買い気配を上げて始まり、午前9時30分近くになって18%高の9867円(1499円高)で寄り付き、その後ストップ高の9868円(1500円高)まで上げて急伸している。8日の15時に発表した第1四半期連結決算(2024年1~3月)の営業利益が前年同期比35.5%増加などとなり、おおかたの予想を上回る出来とされた上、同日付で、「お客さま自身のiPS細胞からの抽出成分『iPSF』を配合したパーソナライズ美容商品の開発・提供を目指して技術提携する」と発表、注目集中となっている。

 発表によると、「お客さま自身のiPS細胞からの抽出成分『iPSF』を配合したパーソナライズ美容商品の開発」は、アイ・ピース株式会社(I Peace,Inc.、米国サン・アントニオ)、レジュ株式会社(Reju,Inc.、東京都港区)との技術提携で取り組む。「使い心地や感触などを左右する剤型も一人ひとりの感性に合わせて提供することで、お客さまにとって“わたしだけ”の美容商品を叶え」、「今後、医療機関を通じて2024年内から技術面・事業面における実証実験を開始」するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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