住石HDは後場もストップ高で始まる、1位株主・麻生と資本業務提携、協力拡大などに期待

■麻生は49%保有、これを『50.0%超60.0%以下』まで追加取得

 住石HD(住石ホールディングス)<1514>(東証スタンダード)は5月16日の後場、ストップ高(300円高の1554円)買い気配で始まり、午前10時過ぎにストップ高まで上げてからほとんど買い気配で推移し、急激な出直り相場となっている。15日の午後に1位株主の株式会社麻生との資本業務提携と3月決算を発表し、協力拡大効果などに期待が強まっている。

 発表によると、麻生は、2024年5月15日現在、住石HDの総株主の議決権の数に対する割合49.08%を所有する主要株主で、かつ筆頭株主。今回の資本業務提携では、追加取得により議決権保有割合を『50.0%超60.0%以下』にする。

 また、業務提携では、(1)両社の主力事業の安定的成長に向けた協業関係の構築、(2)当社の九州地区における事業の拡大等(当社グループが生産する多結晶ダイヤモンドの需要が今後増加する場合における、九州地区での多結晶ダイヤモンドの加工・サービス拠点の設置及び東西日本における安定供給体制の構築、など)、(3)新規事業に向けた協業の取組み、(4)当社グループへの人材面における支援(人材確保・育成の支援)、などを行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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