ミガロHDが上場来の高値に進む、顔認証決済好調、6月末に株式2分割、買い材料豊富

■時価総額の増大を目指した結果、投資家層が限定される方向になり分割へ

 ミガロHD(ミガロホールディングス)<5535>(東証プライム)は5月27日、再び上値を追って始まり、取引開始後は14%高の3370円(411円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新し、上場来の高値に進んでいる。23日に顔認証決済サービス「FreeiD Pay(フリード・ペイ)のを実証サービスの結果を発表し手注目されているほか、今期・25年3月期の業績を大幅回復の見込みとしており、6月30日を基準日として株式2分割を行う予定のため買い材料が豊富な銘柄となっている。

 株式分割では、発表時のリリースによると、上場維持基準への適合に向けた計画で「時価総額の増大」を掲げ、諸施策を推進してきた結果、時価総額は足許で上昇しつつあり、単元株式価額も上昇している。ただ、このため投資家層が限定される方向に動いており、これを解消し、投資家層の拡大を図ることで流動性を向上することを目的に株式分割を行うこととした。2024年6月30日(実質上24年6月28日:金曜日)を基準日として、同日の最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式1株につき、普通株式2株の割合をもって株式分割する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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