【株式市場】米S&P500など最高値だが日経平均は102円高のあと92円安となりTOPIXは小高い

株式

◆日経平均は2万6756円37銭(31円17銭安)、TOPIXは1772.87ポイント(4.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8279万株

 12月2日(水)前場の東京株式市場は、米S&P500種とNASDAQ指数が最高値を更新したものの、トヨタ自動車<7203>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)がほぼ始値を高値に伸び悩み、主力株の重さが目立った。日経平均は取引開始後の102円36銭高(2万6889円90銭)を上値に高下し、10時過ぎの92円26銭安(2万6695円28銭)を下値に一進一退となった。TOPIXは小高い。

ロック・フィールド<2910>(東1)アスクル<2678>(東1)が業績予想の増額修正や月次好調など好感されて急伸。ツインバード工業<6897>(東2)は朝のNHKニュース番組で新型コロナワクチン保存用の冷凍庫の確保が課題と伝えられ注目再燃。インターファクトリー<4057>(東マ)アルファクス・フードS<3814>(JQS)はネット販売の広がりが追い風になるとの期待や今期の売上高16%増予想などが注目され出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は5億8279万株、売買代金は1兆2280億円。1部上場2177銘柄のうち、値上がり銘柄数は1201銘柄、値下がり銘柄数は852銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、ゴム製品、非鉄金属、海運、証券/商品先物、保険、繊維製品、倉庫/運輸、陸運、建設、などが高い。(HC)

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