アマノ、小型床洗浄ロボットに搭載するバッテリーを鉛液式からリチウム式に変更、1日の清掃面積が従来機3倍に

■充電時間が従来比3分の1に短縮、1日の稼働時間が3倍に

 アマノ<6436>(東証プライム)は、2024年7月から小型床洗浄ロボットHAPiiBOTに搭載するバッテリーを、従来の鉛液式からリチウム式に変更すると発表。リチウムイオンバッテリーの採用により、1日の清掃面積が従来機の3倍となり、生産性が大幅に向上する。

 新たに搭載されるリチウムイオンバッテリーは、従来の鉛液式バッテリーよりも充電時間が約6時間短縮されるため、1日の稼働時間が3倍に伸びる。具体的には、従来は1日1サイクル2時間稼働だったが、新バッテリーでは1日3サイクル6時間稼働が可能となる。

 さらに、リチウムイオンバッテリーではバッテリー液の補充が不要となるため、メンテナンス作業の負担が軽減される。また、バッテリーの寿命も従来の1.5年から5年以上に延びるため、交換の手間も減る。アマノは、こうした特長から大型商業施設や物流倉庫への導入を積極的に進める方針。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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