ACSL、経済安全保障重要技術育成プログラム「小型無人機の自律制御・分散制御技術」の研究開発委託先として採択

■NEDOのK Program採択を受け、自律制御・分散制御技術の研究開発へ

 ACSL<6232>(東証グロース)は5月30日、経済安全保障重要技術育成プログラム(KProgram)の一環として、小型無人機の自律制御・分散制御技術の研究開発構想の委託先として採択されたことを発表した。同社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した研究開発プロジェクトに参画する。

 同プロジェクトでは、自律制御・分散制御ソフトウェアを搭載する小型無人機のハードウェア開発に向けたフィジビリティスタディーを行う。関係省庁との協議を経て開発項目を決定し、既存製品の調査や技術動向分析で競争力ある機体の方向性を定める。その後、開発した無人機が未知の環境で任務を自律的に遂行できるようにする。

 事業期間は2024年5月から2025年3月で、事業規模は1億円以内。今期の業績影響は軽微だが、次期以降の影響を精査中である。無人機技術の成果は災害対応や農業などの民生利用を目指す。日本の経済安全保障上の重要技術の確保を狙う長期的なプロジェクトとなる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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