【銘柄フラッシュ】レイなどが急伸しノーベル賞関連株も順に活況高

銘柄

 7日は、今年のノーベル賞でも日本人が発表初日から2人続けて受賞したため関連株物色が活発化し、北里大学・大村智特別栄誉教授のノーベル生理学・医学賞の受賞を材料に昨日一時ストップ高となったカルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は一服した半面、浜松ホトニクス<6965>(東1)が東京大学宇宙線研究所所長・梶田隆章氏のノーベル物理学賞を好感して「ニュートリノ」観測装置を手がけたとされて3.9%高となり、三井金属<5706>(東1)も同社の神岡鉱山に観測施設「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」があり、装置開発などに関連するとされて4.0%高。旭化成<3407>(東1)もリチウムイオン二次電池の原型を世界で初めて考案した現・顧問の工学博士・吉野彰九州大学客員教授などが期待されて3.3%高の6日続伸となった。

 日本アジア投資<8518>(東1)はビッグデータ解析などのベンチャー企業への出資などが材料視されて19.2%高となり、東証1部の値上がり率1位。三井海洋開発<6269>(東1)は原油市況の回復などが好感されて12.2%高となり、上場投信を除くと東証1部の値上がり率2位、3日続伸。また、8日発表の機械受注に期待とされてオークマ<6103>(東1)が8.7%高、牧野フライス製作所<6135>(東1)は6.6%高。

 イベント企画や展示会などのレイ<4317>(JQS)は6日に発表した四半期決算などが好感されて朝からストップ高の25.3%高を続け、アサカ理研<5724>(JQS)も貴金属市況の回復などが言われて朝方から23.0%ストップ高。。クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)は昼過ぎの四半期決算発表などが好感されて6.6%高と出直リ拡大。PCIホールディングス<3918>(東マ)は「IoT」関連との見方で13.8%高と出直りを強め、ビッグデータ活用のALBERT(アルバート)<3906>(東マ)は内閣改造で「一億総活躍」大臣が新設されることなどが言われて8.1%高。ソフト開発のアプリックスIPホールディングス<3727>(東マ)リクルートホールディングス<6098>(東1)との協業などが好感されて8.3%高と出直りを強めた。

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