マーチャント・バンカーズ、販売用不動産の売却により売却益36百万円程度を第3四半期に計上

■安定的収益基盤の源泉として収益用不動産を保有、入替えも随時

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は6月10日の夕方、保有する販売用不動産の売却について発表し、売却益36百万円程度(営業利益)を、2024年10月期・第3四半期に計上するとした。これによる業績等に与える影響については、23年12月14日に公表した24年10月期の連結業績予想に織り込んでいるとした。

<売却する物件の概要並びに日程>

【所在地】大阪市生野区
【種類】共同住宅
(鉄筋コンクリート造ルーフィング葺陸屋根7階建)
【契約締結日】2024年6月10日
【決済・引渡日】2024年6月26日(予定)

 当該不動産は、安定的に賃貸収入を確保するため、長期的に保有しながら、売却により十分な利益が見込める場合には売却することを目的に取得した。売却により十分な利益を確保できる見通しが立ったことから、24年5月に保有目的を変更し、有形固定資産から販売用不動動産に振り替えることとし、当該不動産の売買取引は営業取引として会計処理する。

 同社では、安定的収益基盤の源泉として、長期的に収益用不動産を保有しており、、保有物件の入替を行い、引き続き、積極的に物件売却による利益も実現して行く方針だ。24年5月初の時点で単体で保有する賃貸用マンションは29物件(取得価額158億円)、年間家賃収入は11.1億円体制となっていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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