アステリアの出直り目立つ、「未定」だった業績予想を好感、営業利益は黒字化の見込みに

■DX推進にともないデータ連携ニーズなど拡大

 アステリア<3853>(東証プライム)は6月21日、再び出直って始まり、取引開始後は6%高の583円(35円高)まで上げている。20日の夕方、「未定」としていた2025年3月期の連結業績予想を開示。営業利益は2.0億円から5.5億円の範囲とし、前期の約36億円の赤字から黒字転換の見込みになり好感されている。約1か月ぶりに580円台を回復している。

 売上収益と営業利益の予想を開示し、売上収益は32億円の見込み(前期比10.0%増)とした。主力製品「Warp」が幅広い業界でのDX推進に伴うデータ連携ニーズの拡大基調やサポート価格の刷新により増収となり、また、成長著しい「Platio」も残業規制等による業務効率化などの需要が拡がるなど、ソフトウェア事業の売り上げが前期比10%増の見込みになった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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