サイボウズが急伸、今期業績予想を純利益で48%増額修正し好感買い先行

■年内の投資計画を精査、価格体系の改定も寄与

 サイボウズ<4776>(東証プライム)は6月21日、急伸して始まった後もジリ高基調となり、午前11時にかけて19%高の2130円(345円高)まで上げて約4か月ぶりに2100円台を回復している。20日午後に今期・24年12月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。11時20分にかけても東証プライム銘柄の値上がり率1位となっている。

 23年12月に開示した今期・24年12月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高については、24年5月に公表したクラウドサービスの価格体系改定等の影響を反映させたことや為替変動の影響により、前回発表予想と比べ2.8%増加し295億45百万円となる見通しとした。また、年内の投資計画の精査などにより、営業利益は前回発表予想と比べ32.9%増加し41億17百万円の見通しとし、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想と比べ47.7%増加し29億95百万円となる見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る