マーケットエンタープライズ、埼玉県朝霞市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始

■リユース施策初導入による廃棄物削減へ

 埼玉県朝霞市(市長:松下 昌代)とマーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、地域社会の課題解決を目的とするリユース事業に関する協定を締結し、2026年2月25日(水)から連携を開始すると発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を活用し、不要品を廃棄せず再利用する仕組みを構築することで、朝霞市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指していく。

■背景・経緯

 朝霞市はこれまで、リサイクルプラザでのリサイクル家具販売などSDGsに向けた取組を進めてきた。一方、ごみ処理費用の負担増加や、市民へのリユース活動の周知・啓発に課題を抱え、リユース施策の導入を検討していた。他方、マーケットエンタープライズはリユース事業を軸にネット型事業を展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員としての活動など、官民連携によるSDGs推進に注力してきた。こうした中、同社が朝霞市に働きかけ、リユース活動促進による循環型社会の形成を目指す双方の意向が一致し、「おいくら」を活用した取組が実現した。

■「おいくら」とは・・・

 「おいくら」は、マーケットエンタープライズが展開するリユースプラットフォームである。不要品の売却希望者が査定依頼を行うと、全国の加盟リユースショップへ一括で査定依頼が送られ、買取価格・日時・方法・口コミなどを比較できる。一度の依頼で複数の査定結果をまとめて比較し売却できる利便性が評価され、2025年6月末日時点で約155万人が利用している。

■朝霞市の課題と「おいくら」による解決策

 朝霞市では、事前申請による戸別収集およびクリーンセンターへの自己搬入により粗大ごみの有料回収を行っているが、回収まで時間を要する状況が続いていた。また、大型品や重量物も原則として市民が自宅外へ搬出する必要があり、自宅からの搬出を求める要望が多く寄せられていた。「おいくら」では、希望に応じて自宅内まで訪問し運び出しに対応する出張買取が可能であり、大型品や重量物も売却しやすくなる。さらに、冷蔵庫や洗濯機など家電リサイクル法対象製品も、使用可能であれば買取の可能性がある。最短で当日の売却・受け渡しも可能であり、市民の利用料および市の費用負担はいずれも発生しない。

■今後について

 2月25日(水)15時30分(公開時間は前後する可能性がある)に朝霞市ホームページへ「おいくら」の情報を掲載し、直接一括査定の申し込みが可能となる。両者の連携により、二次流通の活性化を通じた循環型社会の実現や社会全体の不要品削減が期待されるとともに、自治体の廃棄物処理量および処理コストの削減にもつながる。売却という手軽なリユース手段の認知が進むことで、「廃棄ではなくリユース」という選択肢が広がり、多様化する不要品処分ニーズに対応できる。市民の意識変化を促し、循環型社会形成の加速を図る官民一体の取組である。

■埼玉県朝霞市

 朝霞市は埼玉県南西部、武蔵野台地東部に位置する。南は東京都練馬区、北は志木市、東は和光市、西は新座市と接し、荒川を隔ててさいたま市、戸田市とも隣接する。市内には荒川、新河岸川、黒目川、越戸川の4河川が流れ、豊かな水辺空間を有する。旧米軍基地跡地は、小・中・高等学校、陸上競技場、体育館、図書館、公園などの公共施設が整備されたエリアへと転換され、市民のスポーツ・文化活動や憩いの場として活用されている。都心から20キロメートル圏内の立地で高い利便性を備えつつ、緑や川、起伏ある坂道など武蔵野の景観も残る。都市機能と自然環境が調和した住環境を形成している。

・人口:146,467人(男性73,754人、女性72,713人)(2026年2月1日)
・世帯数:72,134世帯(2026年2月1日)
・面積:18.34平方キロメートル(2026年2月1日)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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