【調査レポート:ANOBAKA】衆院選後調査を発表、スタートアップ経営者6割超が安定政権を支持

■63.9%が安定政権を支持、迅速な意思決定に期待

 ANOBAKAは2月24日、第51回衆議院議員総選挙後の新政権と経済環境に関するスタートアップ経営者向け緊急意識調査の結果を発表した。調査は2月10日〜12日に実施し、有効回答数は61名である。新政権の「長期安定政権」基盤については、「強く支持する」「どちらかといえば支持する」の合計が63.9%に達し、迅速な意思決定や法改正への期待が高いことが示された。

■ 財政規律緩みと金利上昇を警戒、41.0%は影響限定的

 一方、経済政策面では財政規律の緩みによる将来的な増税・社会保険料アップ、円安、インフレを最大のリスク要因として警戒する声が目立った。積極財政に伴う金利上昇や財政悪化への懸念も挙がったが、「金利ある世界」への移行が自社に与える影響については41.0%が「影響は限定的」と回答し、エクイティ主体の資金調達構造を背景に市場拡大効果を重視する姿勢も浮き彫りとなった。

■ 「AI・半導体」26.2%、「コンテンツ」19.7%に期待集中

 成長戦略の重点投資分野では「AI・半導体(26.2%)」と「コンテンツ(19.7%)」に支持が集中し、他分野は10%未満に分散した。国策と連動した技術分野や日本のIP産業への期待が高い一方、スタートアップの事業領域の多様性も反映された結果である。

■「チームみらい」43.4%で最多、自民党22.1%を上回る

 注目政党では「チームみらい」が43.4%で最多となり、自民党(22.1%)を大きく上回った。安定を評価しつつも変革を求める姿勢が鮮明で、成長投資の加速や規制改革への期待と同時に、財政規律や既得権益への厳しい視線が示された。実利と改革の両立を求める経営者像が浮かび上がる内容であった。

【ANOBAKAについて】

 調査結果を発表した「ANOBAKA」は、“Empowering Mad Dreams”をビジョンとして、シード期のスタートアップを対象としたベンチャーキャピタルファンドを運営。「チャレンジ」を至高の概念とし、起業家に勇気を与え、夢を実現させるプロフェッショナルファームです。生成AIファンドをはじめとする専門ファンドを活用し、革新的な技術やビジネスモデルを持つ企業を支援している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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