冨士ダイスが高値を更新、今期も大幅増配を予定し新中期計画への期待も続く

■27年3月期に連結売上高200億円、ROE7.0%など計画

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は6月27日、一段と強含む相場になり、午前10時40分にかけて849円(9円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、2023年4月以来の高値に進んでいる。超硬合金工具の開発製造などを行い、6月6日に創業75周年。2024年3月期末に記念配当を実施し、今期・25年3月期の配当をさらに増額する予定としており、継続的に買いが入っているようだ。

 24年3月期の配当(期末のみ実施中)は、普通配当22円に記念配当10円を加え、1株当たり32円とした。今期・25年3月期は同40円の予定としている。5月中旬に発表した新中期計画(2025年3月期~2027年3月期)では、数値計画として、連結売上高200億円(24年3月期比19.9%増)、営業利益20億円(同2.5倍)、ROE7.0%(同2倍)などを掲げている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る