【株式市場】前場の日経平均は347円高、米S&P500種とNASDAQの最高値など好感

◆日経平均は4万421円78銭(347円09銭高)、TOPIXは2862.45ポイント(5.83ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億2818万株

 7月3日(水)前場の東京株式市場は、NY市場でS&P500種とNASDAQ総合指数が最高値を更新したことなどを受け、レーザーテック<6920>(東証プライム)が反発など半導体関連株が値上がりし、TDK<6762>(東証プライム)や村田製<6981>(東証プライム)は米アップルの生成AIに関する報道も好感され高い。昨日上げた銀行・保険株は一服だが三菱重<7011>(東証プライム)は8日続伸基調で連日最高値、商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株もしっかり。日経平均は151円高で始まり、午前10時前には4万400円台に乗り、前引けにかけて366円99銭高(4万441円68銭)まで上げた。

 霞ヶ関キャピタル<3498>(東証プライム)が急伸してストップ高となり第3四半期の大幅増益など好感。冶金工<5480>(東証プライム)は大手証券が目標株価を1300円引き上げて5600円にと伝えられ急伸。東京ボード工業<7815>(東証スタンダード)はストップ高となり2日夜のNHK総合で大工さん減り建材の工場生産増加と伝えられたことなど材料視。アズジェント<4288>(東証スタンダード)は2日続けて大きく出直りKADOKAWA<9468>(東証プライム)へのサイバー攻撃事件を材料視。上場2日目のPRISM BioLab<206A>(東証グロース)は高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は8億2818万株、売買代金は2兆1411億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は956銘柄、値下がり銘柄数は627銘柄。

 東証33業種別指数は19業種が値上がりし、機械、海運、化学、その他金融、ガラス土石、鉄鋼、金属製品、電気機器、証券商品先物、情報通信、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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