【株式市場】NYダウ最高値など好感され日経平均は一時141円高だが材料株の一角は大波乱

株式

◆日経平均の前引けは2万141円21銭(85円41銭高)、TOPIXは1617.86ポイント(3.45ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億8270万株

チャート15 4日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの最高値更新などが好感されてトヨタ自動車<7203>(東1)新日鐵住金<5401>(東1)などが強く、日経平均は取引開始後に141円36銭高(2万197円16銭)まで上げた。その後は伸び悩んだが堅調に推移し、前引けは85円41銭高(2万141円21銭)。一方、東証2部指数とマザーズ指数、日経JQSDAQ平均は小反落となった。

 SUBARU<7270>(東1)が北米での販売台数好調などで活況高となり、芦森工業<3526>(東1)は引き続きエアバッグ事業拡大期待などでストップ高。上場3日目のツナグ・ソリューションズ<6551>(東マ・売買単位100株)は2日連続ストップ高。一方、このところ連日急伸してきたジーンズメイト<7448>(東1)堀田丸正<8105>(東2)夢展望<3185>(東マ)などのRIZAPグループ<2928>(札幌A)の出資銘柄は、朝、軒並み買い気配を上げて始まったため注目されたが、寄り付いた直後から急落して売買交錯となり各銘柄とも大波乱。
 
 東証1部の出来高概算は8億8270万株、売買代金は1兆1408億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は923銘柄、値下がり銘柄数は953銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る