コスモ石油、積水化学、朝日エティックがフィルム型ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験を開始

■サービスステーション屋根やタンク壁面への設置を通して、再エネ導入拡大とカーボンニュートラル実現を目指す

 コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)グループのコスモ石油、積水化学工業<4204>(東証プライム)、朝日エティックの3社は7月19日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験を開始したと発表。同実証は、埼玉県のコスモ石油中央研究所および朝日エティック東京工場にて、サービスステーション屋根やタンク壁面への設置を対象としている。2024年7月18日から開始されたこの実証実験は、再生可能エネルギーの導入拡大と2050年カーボンニュートラルの達成を目指している。

 同実証の背景には、日本の再生可能エネルギー導入における課題がある。従来のシリコン系太陽電池は平地面積が少ない日本に適していないが、軽量で柔軟なフィルム型ペロブスカイト太陽電池はこれを克服する可能性がある。積水化学が製造するこの太陽電池を、朝日エティックの設置技術を用いてコスモエネルギーグループの施設に設置することで、その効果を検証する。

 同実証で得られた結果は、全国の耐荷重が少ない屋根や垂直曲面設備にも展開する予定。これにより、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の再エネ導入量拡大とカーボンニュートラル達成への貢献が期待されている。コスモエネルギーグループは今後もグリーン電力の拡大に取り組むとともに、積水化学と朝日エティックは技術の向上と普及を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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