ニトリHDが戻り高値を更新、1ドル153円台の円高を好感、東証の売買単位見直し検討も追い風の見方

■売買単位「1株」になれば株価1万円台の銘柄も買いやすくなり有利に

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は7月25日、一段と出直って始まり、取引開始後は1万8285円(520円高)をつけて戻り高値に進んでいる。円高が収益を押し上げる傾向の強い銘柄で、25日朝の円相場が1ドル153円台に入り、前日夕方に比べて90銭前後の円高になって買い材料視されている。また、東証が株式の売買単位の変更について検討を開始し現在の100株を1株とする案もと伝えられたことに注目し、ニトリHDのような値嵩株には有利とする見方もある。

 円相場の1ドル153円台は約2ヵ月半ぶり。受け止め方によっては、これまでの過度な円安に変化が訪れたとの見方もあるが、7月中旬の一時同157円台からは急激な円高になる。また、売買単位「1株」になれば株価1万円台の銘柄も買いやすくなり有利になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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