ジーダットは2日連続ストップ高、TSMCの先端技術開発に参加など材料視

■日経平均1000円安の中、主力銘柄からの退避資金も

 ジーダット<3841>(東証スタンダード)は7月25日、一段高で始まり、取引開始後に27%高の1901円(400円高)まで上げて2日連続ストップ高となっている。23日にTSMC(台湾積体電路製造)のOIP(オープンイノベーションプラットフォーム)でのEDA(エレクトロニック・デザイン・オートメーション)アライアンスに加入と発表し、連日買い材料視されている。

 発表によると、TSMC OIP EDA Alliance のメンバーは、TSMCの業界をリードするプロセス技術と3DFabric技術を用い、高品質かつ実績のある電子設計自動化ツールとサービスを顧客に提供し、次世代の半導体設計を可能にしている。ジーダットは、同アライアンスに加わることで、主力製品であるSX-Meisterを通じてTSMCの顧客へのサポートをさらに強化する。

 また、25日は日経平均が午前9時半に1000円安となっており、日経平均を構成する主力銘柄から退避する資金が同社株のような材料株に流入する動きもあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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