日経平均1000円安、NYダウ大幅安と急激な円高を受け先物から売り先行

■円高好感銘柄は逆行高、材料の出た銘柄も個別に買われる

 7月25日午前の東京株式市場では、日経平均が630円安で始まった後一気に1000円安(約3万8154円)となり、7日続落模様となっている。

 米国24日のNYダウが504ドル安と大幅に下げ、半導体株指数は5.4%の大幅安。円相場も1ドル153円台に入り円高が急なため、株価指数先物が先行安する始まりとなった。こうした中で、円高が追い風になる神戸物産<3038>(東証プライム)、ニトリHD<9843>(東証プライム)、キャンドゥ<2698>(東証スタンダード)などは逆行高となり、投資ファンドの介入が伝えられた小林製薬<4967>(東証プライム)も逆行高となっている。また、エコナビスタ<5585>(東証グロース)は製薬大手との提携が材料視されてストップ高など、材料の出た銘柄も個別に買われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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