ホンダが堅調、「中国生産3割減」と伝えられたが「選択と集中」で前向きの取組の見方

ホンダ HONDA 7267

■中国7工場のうち1工場を閉鎖するが新たにEVの2工場を稼働と

 ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は7月26日、反発基調で始まり、取引開始後は1619.0円(34.0円高)をつけ、昨25日の1600円割れを一気に回復している。中国展開について、「ホンダ、中国生産3割減(中略)EV攻勢受け不振」(日本経済新聞7月26日付朝刊)、「ホンダは工場閉鎖(中略)EV拡大の中国で生産能力削減」(朝日新聞デジタル7月25日18時26分)などと伝えられたが、選択と集中や効率化が進むため前向きの取組と受け止められている。

 ホンダは25日、中国で工場の閉鎖や休止を進める方針を表明した」「ホンダは中国にある7工場のうち、年5万台の生産能力を持つ広東省広州市の1工場を10月に閉鎖する。11月には湖北省武漢市の年24万台の生産能力がある工場を休止する。一方、年内には中国で新たにEVの2工場が稼働する予定だ。ガソリン車からEVに生産をシフトして、EV市場の成長の取り込みを図る」(朝日新聞デジタルより)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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