
■今期の年間配当は92円(25年3月期比6円増)を予定
日本航空<9201>(東証プライム)は5月7日、一段高となり、取引開始後は6%高の2782.0円(152.5円高)まで上げ、約5週間ぶりに年初来の高値を更新している。前取引日の5月2日に3月決算と配当予想の増額修正を発表。円相場が前取引日から1円超の円高になっていることも好感されている。
3月決算(2025年3月期・IFRS、連結)は売上収益が前期比11.6%増加し、「財務・法人所得税前利益」は同18.7%増加、親会社の所有者に帰属する当期利益は同12.0%増加した。今期予想は売上収益を7.2%増、財務・法人所得税前利益を16.0%増などとし、新型コロナからの回復が一巡したあとも順調な拡大が続く見通しとした。25年3月期の期末配当は1株46円(前回予想比6円増)の予定とし、今期・26年3月期の年間配当は同92円(前期比6円増)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)