野村HDは朝安を切り返し続伸基調、第1四半期の大幅増益が見直される

■一時日経平均500円安に押されたが下げ局面での買い強烈

 野村HD(野村ホールディングス)<8604>(東証プライム)は7月31日、朝寄り後の8%安(76.1円安の832.8円)を下値に切り返し、午前10時過ぎには3%高(23.7円高の932.6円)と続伸基調に転換して出直っている。30日の15時に第1四半期決算を発表し、朝方は日経平均の一時500円安などに押される形になったが、下げ局面での買いが強烈との見方が出ている。

 第1四半期決算(2024年4~6月・連結、米国基準)は、収益合計が前年同期比36.3%増加し、税引前四半期純利益は前年同期の2.2倍、当社株主に帰属する四半期純利益は同3倍だった。業績予想は非開示。

 「営業部門」の部門名を24年4月1日付けで、「ウェルス・マネジメント部門」に変更。同部門の収益合計(金融費用控除後)は前年同期比23.8%増加し、税引前当期純利益は同84.2%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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