兼松エレクトロニクス、男女問わず利用可能な「ハローベビー休暇」を導入

■最大8週間の特別有給休暇を取得可能、育児支援を強化

 兼松<8020>(東証プライム)グループの兼松エレクトロニクス(KEL)は8月1日、新たな出産・育児休暇制度「ハローベビー休暇」を導入すると発表。この制度は性別を問わず、従業員が仕事と育児の両立を支援することを目的としている。これにより、育児に伴う家庭への経済的負担を軽減し、男性従業員の育児参加を促進することを目指していく。

 「ハローベビー休暇」の主な内容として、産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)および産後8週間を特別有給休暇とする。また、子の出生日または出産予定日から8週間以内に最大4週間の特別有給休暇を付与する。この制度は養子縁組等で出生後8週間以内の子を養育する女性従業員も対象としている。

 KELはこれまでも配偶者出産休暇や育児目的休暇などの制度を整備してきたが、今回の「ハローベビー休暇」によりさらに充実させ、従業員一人ひとりのエンゲージメント向上とワークライフバランスの推進を図っていく。同社の取り組みは、IT業界における先進的な企業としての地位を強化するものと期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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