アンビスホールディングスは1対2の株式分割を発表

■定款の一部と配当予想の修正も

 アンビスホールディングス<7071>(JQS)は17日引け後、1対2の株式分割を発表した。基準日は、3月31日(火曜日)、効力発生日は4月1日(水)となる。

 同時に、定款の一部変更と配当予想の修正も発表した。

 現在の定款では、発行株式総数は4000万株であるが、変更後は8000万株となる。また、配当予想は現在12円であるが、これを6円に変更する。

 2月13日に発表された第1四半期は、医心館の稼働率・収益率は、既存の施設・新規に開設した施設とも概ね計画を上回って推移している。

 同社が展開する「医心館」は、地域医療の強化・再生を目指す事業ミッションに基づき、慢性期・終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピスとして運営され、医療依存度の高い高齢者の受け皿となっている。少子高齢化社会でこのニーズは高まっている。

 ちなみに、20年9月期第1四半期連結業績は、売上高19億66百万円、営業利益4億88百万円、経常利益4億64百万円、純利益3億27百万円となった。前期の第1四半期は四半期連結財務表を作成していないため、前年同期との比較はできない。

 通期連結業績予想に対する進捗率を調べると、売上高23.4%、営業利益32.5%、経常利益33.4%、純利益32.6%となっていることから、計画を上回るペースで推移していると思われる。

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